うれしい今日を、撮ろう。 TORUTOCO トルトコ

建築と写真。

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こちらの写真は先日稲沢設計室さんのHP用の写真として撮影させて頂いたもので
設計士の稲澤さん(←とても心地よいほっこり感いっぱいの女性設計士さん)と
片村建築の片村さん(←良い意味でトムソーヤのような気持ちの持ち主の大工さん)が
手がけられた加賀市にあるカフェcoya-pさんの写真。

稲澤さんの設計された店舗、内装のこまかいところひとつひとつのイメージや質感、
そして空気感までもが片村さんの手によってカタチになって、
そのひとつひとつがcoya-pの野崎さんご夫婦(少しの間しかお話ししてませんが)の
考え方やライフスタイルにマッチしたとても心地のよい空間で、
とても楽しいひとときを過ごさせていただきました。

建築写真って建物をかっこ良く見せる(撮影する)ことはもちろん大事なことだと思うけど、
自分自身、そこに人がいない建物や室内だけの写真だと
見ている人が単にカッコいいね、オシャレやね、だけで終わってしまうような気がして、
実績を記録として残す。という意味ではそれでもいいのかもしれないけど、
やっぱりそこに住まう人がいてこそさらに建物の良さ、デザインの良さ、
内装の細かいところのこだわり、
その人のライフスタイルなどがハッキリと見えてくるものがあって、
そしてその建物を見る人が自分自身と照らし合わせて
はじめて感ることができて、想像できて、イメージできて、共感できるんじゃないかなぁ、と
そんな思いと視点で撮影させていただきました。

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家づくりも先ずはお客さまに喜んでもらうことを第一にお客さまと打合せしながら
時には細かいところに設計士さんや大工さんの遊びゴコロや
施主さんが驚くような仕掛け、こだわりを提案したり、さりげなく入れてみたりしながら
お客様に一人ひとりにあった家を建てていくように、
やっぱり写真も(そういった写真スタジオを否定するわけじゃないんですが)
みんな同じ笑顔、同じポーズ、同じ衣装、同じセットで、次のお客さま、次のお客さまと
システマチックに撮影するのっていかがなものかなぁ、と
稲澤さん、片村さん、そしてこの日の現場ではじめてお会いした陶芸家の吉村さん、
coya-pのオーナーの野崎さんとのお話し、姿を通してあらためて感じました。

TORUTOCOは写真館なんですが、
個人のお客様の記念写真だけでなく、
このような感じでお店のHP用の写真や広告用の写真も
お客様と打合せさせて頂きながら、僕なりの視点で撮影いたしますので
またお気軽にご相談くださいね。

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